TPLO製品紹介

最小骨量での設置を追及したコンパクト設計
2穴プレートは、トイ・ブリードや猫など、骨量の限られた患者に対して最小限の侵襲で最大限の固定を実現。

幾度のフィッティングによるこだわり抜いた設計
限られた骨長の中でも的確なスクリュー配置が可能。斜角のついたスクリュー孔は、安定性と安全性の両立をサポート。

「もっと小さく、もっと精密に、もっと確実に固定できるプレートを」スワのTPLO開発は、臨床現場の切実な声から始まりました。小型犬や猫の細く繊細な脛骨に対応するには、従来製品とは一線を画す極小サイズでの高精度な加工が求められました。設計段階では、骨の形状に沿った最適な角度とカーブを導き出すため、専門医との密な連携のもと幾度もプロトタイプを見直し。

さらに、術中の取り回しやプレートの角度、穴の位置、術後の安定性に至るまで、現場の意見を反映しながら改良を重ねました。並行して、高水準の耐久試験と多数の臨床症例による検証を実施。
特に小型犬・猫では、インプラントがもたらす影響も大きいため、最小限のサイズで最大限の強度を実現する設計を徹底的に追求しました。

小型のTPLOプレートは、極小サイズでありながら高い耐久性と骨との適合性を両立する加工技術が求められました。独自の加工工程を構築し、強度試験・疲労耐久試験を繰り返し開発した製品です。しかし、製品の安全性は、臨床の現場での確認が必要であり専門医による100症例を超える臨床試験を繰り返し、術式、術後の経過を観察することにより製品の安全性を確認を進めています。
３穴タイプのスタンダード仕様ですが、臨床の中で小型の動物では最小骨量でも解剖学的に設置可能な２穴タイプが考案され、選択肢が広げられました。この製品は、臨床現場と開発製造の連携により開発されたTPLOプレートです。

製品を届けて終わりとは考えていません。
先生方と共に作り上げ、先生方と共に育てていくインプラントでありたいと願っています。